みなさん、こんにちは。
私は、心理療法家の北林陽児と申します。
私は、東京でのサラリーマン時代から心理療法を始めて、もう16年以上に渡って実践してきました。
東芝時代、パニックの日々
私は、大学を卒業してから東芝に勤めていたのですが、その時代に、パニック問題に悩んでいました。
毎日頭の中が常にパニック状態で、メールも会議も何を話しているのかわからないだけでなく、自分が扱っている製品の名前や機能も覚えられず・・・。
もはや足し算引き算もできないような状況でした。
仕事中の眠気が強烈で、机で寝てしまうので、バレないようにトイレに隠れて寝ていました。
毎日毎日髪の毛が抜けていくのもショックでした。
今となっては終わった話ですが、こうして書き出してみると、結構深刻ですね笑
私は良い大学を出てますし、英語とドイツ語が得意で、正直言って人並以上に、「できる」と思っていたので、なおさら辛い日々を送りました。
帰郷して、心理療法にハマる
東芝のあと、都内の会計事務所に転職したのですが、そこでもまともに働くことができず、結局、秋田に帰郷して、療養生活をするようになりました。
療養生活というのは、時間ばかり沢山ありますから、その時期に、毎日毎日毎日毎日、様々な心理療法スキルを試しました。
心理療法スキルと言っても様々あって、臨床心理学の大学院で教えられているような心理療法もあれば、自己啓発書にのっているような願望実現法やら、スピリチュアル思想に基づいたブッ飛びスキルやら、般若心経の写経のような宗教の修行方法まで多種多様です。
私自身は、少々怪しいものでも食わず嫌いをせず、ネットや書籍で目に入ればなんでも試す方針でしたので、般若心経の写経や読経までやりました。(結構効果があって、びっくりしました。)
心理療法をテーマに起業
また、その帰郷してからの時期に、高齢者に自分史を作るという事業を起業したのですが、これも、回想法という心理療法がテーマです。
この事業は、グッドデザイン賞を受賞して、読売新聞社との共同事業として全国展開しました。
自分のために心理療法に取り組んだだけでなく、仕事でもやりたくて起業までしたわけで、思えば、心のことばかり延々と考えていたと思います。
長年の問題を遂に解決
そんな中で38歳の時に、「ついにやり遂げた!」ということがありました。
東芝時代のパニック問題の原因を突き止めて、解決したのです。
その原因は、18歳の時の出来事にありました。
いわゆるトラウマと言うものですが、その出来事が原因となって、パニック状態を起こすことがわかりました。
長年の苦しみの原因をついに突き止めて、心理療法でトラウマを解消すると素晴らしい解放感がありました。
と同時に、心の成長が再開していったのを覚えています。
思い返してみると、18歳でトラウマ問題を抱えるようになって、25歳くらいから心理療法に取り組み始めて、38歳の時についに問題を解決した・・・という流れでした。
アイデンティティの一部へ
こうして思い返すと、膨大な時間を心の問題に費やしたものだと思うのですが、今となっては、心の問題とその解決は、私の人生やアイデンティティの大きな部分を占めています。
そういう経緯の中で、結果的に身についてしまったスキルを、他の人にも生かしたいと思うようになり、心理療法家として働くようになったという次第です。
あなたに伝えたいこと
あなたは今、何かの問題を抱えて、このHPにたどり着いたのだと思います。
あなたがどんな問題に直面していたとしても、それを心の問題として捉えてアプローチすれば、実は解決することができます。
このことが、心理療法家としての仕事と、私の人生を通じて、私があなたに最も伝えたいメッセージです。
私の場合、専門家に助けを求めずに自分で解決方法を研究してきたので、特殊なスキルを身に着けることができました。その一方でずいぶん時間がかかりました。
あなたの場合どうするかは、あなた次第です。私のように自分で研究、習得、実践するのも良いでしょう。
専門家に助けてもらって手早く解決するのも1つの手です。
あなたがどのような道を選ぶにせよ、問題を解決して、幸せな人生を歩まれることを願っています。