バスケットボールの超大物ルーキー
最近のブログでは、宮崎駿、小田和正、石川啄木の作品を取り上げて、心理学的な解説をしてみました。
今日は、ちょっと方向性を転換して、スポーツの話をしてみましょう。
今、アメリカのプロバスケットボールNBAでは、超大物ルーキーの話題で盛り上がっています。
フランス出身の19歳、ウェンバヤマ選手は、先日行われたドラフト会議でNBAチームへの入団が決まりました。
この選手は、身長が224センチもあって、NBAの中でもかなり身長が高いのが特徴です。
通常、高身長の選手は不器用でゴールに近い場所でプレーするのですが、ウェンバヤマは、遠くからの3ポイントシュート、ドリブルと低身長の選手がやる繊細なプレーも器用こなしてしまいます。
野球で言えば一人でバッターもピッチャーもやってしまう大谷翔平のような選手で、バスケットボールに革命を起こすのではと期待されています。
審判の不思議な行動
さて、そのウェンバヤマ選手がドラフトされて、練習試合に何度か出場したのですが、その際にちょっと変な出来事がありました。
ウェンバヤマ選手が試合前に、審判に握手を求めたところ、1人目の審判は快く応じたのですが、2人目の審判が完全に無視・・・・
ウェンバヤマ選手はフランスから来ていますし、注目ルーキーですから、差別やらイジメやらあるんだろうな、それにしても審判がやるのはマズくないか・・・と思いました。
ところが、その無視をした審判がその後、「試合前に集中を高めるために、瞑想していて気づかなかった」と声明を発表しました。
お~~、なるほど!さすがはアメリカ!さすがはNBAの審判!ですね。
とても納得の答えでした。
アメリカでの瞑想の普及
アメリカでは瞑想の普及が非常に高く、映画を観ていても登場人物が瞑想を行うシーンを目にすることがあります。
多くの観衆が集まるプロスポーツの表舞台で、それを仕切る審判が瞑想しているというのは、瞑想がいかに一般に普及しているかを表すワンシーンだと思います。
そう言えば、私自身も、セッション前にクライエントを待っている時間には、必ず瞑想を行っています。
重要な仕事の直前において、何を行っているか、何を考えているかは、その仕事のパフォーマンスに影響を及ぼします。
5分10分で十分ですから仕事の直前タイミングで瞑想を行うというのは、とても効果的です。
もっとも、私の場合には、仕事の直前に限らず、時間が少しあればすぐに瞑想してしまうという習慣になっていますが笑
ただ、一つ問題がありまして、私の場合、目を閉じて瞑想しているつもりが、白目をむいてしまいます。
以前、スターバックスで瞑想をしていたら、近くに座った女子高生たちに白目を見つかってしまって、めちゃくちゃ笑われてしまったことがあります。
まあ、NBA審判と違って白目をむいたからと言って、世界中に動画を拡散されることはないので良いのですが・・・・笑
瞑想がもっと世の中に浸透して、握手に気づかなかったり、白目をむてていても、「ああ、瞑想でフリーズ中だね笑」くらいに理解してもらえる世の中になると嬉しいですね。
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