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執筆者の写真北林陽児

内向性・引籠り体質を治す方法(仮)

予定変更で別の話を書きます。


昨日のブログの流れからは、今日は「もう一人の自分」を想定することによって、謎の問題行動を止める話をする予定ですね。


なのですが、急遽変更で別の話を書いてみたいと思います。


と言うのも、昨日新しいイメージワークを思いついて、試したところ素晴らしい体験をしましたので、その体験が新鮮なうちに皆さんに紹介したいと思います。


新しいイメージワークは、「誕生の再体験ワーク」です!


これはもう、まさにそのままです。


母が私を出産する時、つまり私自身が誕生する時の体験を、再体験するのです。


誕生の再体験ワークの手順


次の様な手順です。


①母の胎内にいる状態をイメージして、安心感、温かさ、心地よさ、母との一体感を感じる。


②時が満ちて出産が始まるのを感じ、トンネルの出口のような光が見えてくる。


③狭い産道を苦しみながら通り抜ける感覚、生まれるための試練を味わう。


④頭の方から少しづつ生れ落ちる様子を味わう。


⑤看護師さんに取り上げらえて、母へと手渡される・・・。


これまで考えてきたワークの中でも、斬新で感動的なワークですね・・・。


母の胎内という安全安心な場所から出ていく不安感、


かすかに見える光へと進んでいく希望、


無意識のうちに腕を折りたたんで産道に耐える苦しさ、


肩まで出たあとにツルンと生れ落ちる感覚、


そして、生まれ出て祝福をうける戸惑いと喜び・・・。


本当にすごい体験でした・・・。


どのように心が書き換わったのか?


私の場合、心理療法で大きく心が書き換わる時には、


感情の伴わない涙が流れる、頭にチカラが入って音が聞こえる、気持ち悪くなって古い感情を吐き出す、などの現象が起きるのですが、それらがフルセットでかなり強く発生しました。


このワークはイメージの具体性は高いのですが、心の中で起こす変化、書き換えた内容はとても抽象性が高いですね。


ですから「で、どういう効果があるの?」と聞かれても答えにくいのですが・・・。


まず感じたことは、試練を乗り越えて生まれてきたということと、祝福されて生まれてきたということを、思い出して確認できたということです。


これは、ただ生まれてきただけで愛される、無条件に愛されるべき存在であると自己認識を改めるような感じでしょうか。


それからもう一つ思ったことは、安全領域から出て、広い世界へと出ていく感覚。その不安、勇気、希望といった感情です。


私は昔から引き籠り体質なのですが、「部屋というのは母の胎内で、胎内に戻りたい、いつまでもいたいという気持ちの表れだよ」と言われたことがあってですね・・・笑


まあ、確かに部屋の安心感って他に代えがたいですよね・・・。


そういう意味では、このイメージワークは、引き籠り体質の改善に役立つのでは・・・とか思いました。


以前、内向性について記事を書いたことがあるのですが、母の胎内というのは内向性の原初体験かもしれませんね。


引き籠り体質の改善とは、内向的人格から外向的人格への変化とより広い表現ができるかもしれませんね。


まあ、昨日の夜やって、今日の朝ですから、まだよくわからないので(仮)です。


ともかく、こういう面白いイメージワークを思いついて実行したので、皆さんに情報共有です。


キーポイントはトランス状態


もし皆さんも試してみたいと思うようであれば、キーポイントはトランス状態で行うことですね。


イメージワーク全般や多くの心理療法にに言えることですが、トランス状態で行わないと効果はありません。


また、訓練を積んでいないと自分1人でトランス状態になるのはちょっと難しいかもしれません。


クライエントをトランス状態へと誘導できることは、心理療法家の能力のひとつと言えるでしょう。


もし誘導を希望される方がいれば、メールなどでご連絡くださいね。



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