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  • 執筆者の写真北林陽児

世代間伝達:パワハラ町長の事例

みなさん、お久しぶりです。

 

随分あいだが開いてしまいましたね。

 

ブログの更新は2か月半ほど休んで、

 

新しいサービスを立ち上げる

 

準備をしておりました。

 

読者の中には、再開しないのかと

 

ご連絡をくださる方もいらっしゃって、

 

大変感謝しております。

 

 

 

その間の起きた世間の出来事の中で、

 

心理療法家として興味を持ったというか、

 

心を痛めたことは、

 

パワハラで辞職した町長さんの件でした。

 

パワハラの内容がひどすぎるだけでなく、

 

本人が全く問題意識を持っておらず、

 

むしろ自分こそ正常で、

 

部下やマスコミや社会こそ間違っている

 

という本音が散見されましたね。

 

なかなかの異常性が感じられる事件でした。

 

 

 

このような異常性が感じられる事件は

 

ちょくちょく発生しています。

 

例えば、あおり運転関連の事件は、

 

典型的と言えます。

 

通常ではありえない

 

異常な運転をしている動画を

 

見たことはないでしょうか?

 

普段は温厚な人なのに、

 

ハンドルを握ると人格が変わったり、

 

ちょっとした交通マナーで

 

烈火のごとく怒り出すという人は、

 

たまにいます。

 

 

 

このような異常性を伴う事件の背景には、

 

もちろんですが、心理的な問題があります。

 

では、町長の彼はどうして、

 

あのような異常性を持つに

 

至ったのでしょうか?

 

それは、彼自身もまた、

 

子供時代や若手時代に、親や上司から

 

あのような育て方をされたからです。

 

これはいわゆる世代間伝達というもので、

 

上司にイジメられて育った人は、

 

やがて同じように部下をイジメる

 

という行動をとるようになります。

 

あなたの会社にもそういう人が居たり、

 

話を聞いたことがあるのではないでしょか?

 

 

 

件の町長を擁護するわけではないのですが、

 

彼もまた深く心に傷を負っていることは、

 

ニュースで知れる範囲の情報で、

 

十分に推測がつきます。

 

また、あおり運転をする人物にも、

 

同様のことが言えます。

 

それに限らずのこととして、

 

世の中で起きる犯罪ニュースを目にすると、

 

一見して加害者のように見える人物が

 

実は、被害者であることが、よくある。

 

というよりは、ほとんどの犯罪は、

 

そうなのではないかなと思っています。

 

そういう人に対して必要なのは、

 

罰とか制裁ではなくて、

 

むしろケアとか癒しとか、

 

そういう方向なのではないかと、

 

よく思っています。

 

あの町長さんも、心理療法を受ければ、

 

それなりに普通になると思います。

 

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