- 2022年11月25日
- 読了時間: 3分

自律神経は可能性のブラックボックス

更新日：2023年1月24日

自律神経はわかりにくい

誰かに「自律神経ですね・・・」と言われたことはありますか？よく聞くワードで、色んなことに関係しているっぽいですが、なんだかよくわかりにくい言葉で、実際のところ、どの程度理解できているか怪しい気がします。

改善方法も、早寝早起きして朝日を浴びましょうとか、 3食きちんと食べましょうねとか、ストレスのない生活を・・・とか言われて、ちょっと雲を掴むような話が多いと思います。だいたい、ストレスがないなんてあり得るのかと思いますよね。

そして最大の謎は、体の器官の一部でありながら、何故かこうして、心理の専門家も語っていることです。

自律神経は何故わかりにくいのか？

自律神経がわかりにくい理由は、１，目に見えないから　脳や心臓と違って、自律神経は画像として形を見たことがありません。　無形物なのだろうか・・・？体の一部なのに？

２，心と体の両方にまたがっているから　なぜか心の専門家も自律神経について語ることがありますし、　お医者さんもストレスという心のワードを使います。

３，あらゆることに関わるから　心と体にまたがっているということは、　人間のあらゆる全てに関わっているということです。

この3点の特徴のために、具体的な形、具体的な役割、具体的な場所とかがわからない、つまり、抽象的にしか理解できないわけです。具体像がなくて、抽象的にしか理解できないから、よくわからないわけですね。

自律神経をどう理解する？

私は心の専門家なので、心に偏った理解の仕方かもしれませんが、自律神経は、「心と体のつなぎ役」として理解しています。

自律神経は、心の中で起きていることを体に伝えて、現実世界の事実を作り出します。また逆に、現実世界の事実として起きていることを、体から心へと伝えます。

その意味では、自律神経は、精神世界と物理世界の橋渡しをしているとも言えるかもしれません。